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乳癌教育用視触診モデル(精密型) LM-018 (収納ケース付)

概要

乳癌によって生ずるさまざまな症状を、し
こりやえくぼ症状に限らず腋窩リンパ節の
腫張、乳頭の陥凹、皮膚の変化にいたる
までリアルに再現した精密型モデルです。

乳癌教育用視触診モデル LM-018 写真

 

特長

大きさや皮膚の感触などを可能な限り生体に酷似させています。“しこり”や皮膚の変化は病的所見を多少誇張した傾向もありますが、病巣の状態を正確に描写したモデルです。したがって、医学生、看護学生、保健師などへの教育用モデルとして好材です。また集団検診の普及により一般の方に対する自己検診の教育を行い、検診時以外の時期に乳癌(間歇期乳癌)を発見する訓練に好都合です。

 

目的

乳癌は働き盛りの女性に比較的頻度の高い癌です。進行すれば癌細胞は血中に入り、全身に散布されやすい性質を持っています。しかし早期、すなわち局所にとどまっているうちに発見し治療を行えば予後は大いに期待できます。乳房は体の表面にある臓器であるため、その変化は目で見る視診、触れてみる触診が可能です。このような特徴から乳癌の皮膚における変化をとらえ、視診による乳癌の症状の会得を目的として作製しました。また乳癌の症状の大部分は“しこり”として触れ、小さいものほど予後が良好です。このことから医師による診断だけでなく、自分自身で毎月欠かさず乳房をていねいに触れ、自己検診を行い“しこり”を感じたら、できるだけ早く専門医の診断を受けましょう。このモデルは乳癌の症状を教育したり、自己検診の訓練を目的として作製されたものです。

 

乳癌の症状と各部の説明

  1. 腫瘤(しこり)
    乳癌の80〜90%は痛みのない“しこり”として触れます。①、③は硬く、表面不整で癌の疑いがあります。②は比較的柔らかく良性を思わせますが、腫瘤を触れると癌の疑いがあります。この様な“しこり”は毎月ていねいに手の平で乳房に触れ、早期発見につなげます。入浴時に施行するのが簡単です。
  2. リンパ節転移
    両腋窩(わきの下)④、頸部⑤に硬いリンパ節が触れます。
  3. 乳頭の変化、分泌物
    授乳期でないのに乳首を圧迫すると分泌物が出たり、下着に付着することがあります。分泌物は水様、漿液性、血性などがあります。血性の時は特に注意を要します。乳頭の変位(かたより)、陥凹(くぼみ)⑥がある場合や湿疹様変化(ただれ)⑦が見られる場合もあります(Paget癌)。
  4. 皮膚の変化
    癌が皮膚に波及すると陥凹し“えくぼ”を形成します⑧。特に乳房を何らかの方法で動かすと現れやすく、さらに進行すると潰瘍を形成します。乳房の皮膚に部分的浮腫(はれ)が見られ、毛孔がよくみえ、オレンジの皮様外観を呈します⑨。また部分的に発赤、腫張(赤くはれる)が見られることがあります。通常痛みや熱感はほとんどありません(炎症性乳癌)⑩。

(文中の数字は図の部位を示す。)

乳癌説明 イラスト

 

■仕様

 本体収納ケース
約 35 (cm)約 42 (cm)
約 43 (cm)約 47 (cm)
高さ約 18 (cm)約 22 (cm)
重量約 3.7 (kg)約 3.5 (kg)

■構成

本体1台
ベビーパウダー1個
収納ケース1個