概要
妊婦の外診から分娩期の内診、分娩介助の実際、軟産道裂傷の縫合、産褥期の子宮触診、乳房ケアまでの演習が部品を入れ替えることにより可能になります。それぞれの部品は生体に近い感触の素材を使用しておりリアルな演習が可能です。分娩介助の演習においては仰臥位やフリースタイルの体位で訓練ができます。

構成部品
母性総合シミュレーター LM-064は下記の部品で構成されています。
- 全身母体(心音発生装置、分娩用下腹部、分娩介助用ガイド)
- 腹部触診セット(妊婦用表皮、羊膜付胎児、胎児台2種類、AC電源アダプター)
- 内診モデル外陰部(子宮開大度模型3種類、児頭模型、潤滑剤)
- 分娩セット(胎児、胎盤、外陰部、潤滑剤)
- 裂傷縫合モデル外陰部(裂傷縫合模型左右各1個)
- 産褥子宮セット(産褥用表皮、子宮模型4種類、固定台)
構成・仕様
- 全身本体(頭部、胸部、腕部、脚部) 身長 165cm 体重 約13kg
- 妊婦腹部触診モデル用部品(妊婦用表皮、羊膜付胎児、胎児台2種類、AC電源アダプター)
- 内診モデル用外陰部(子宮開大度模型3種類、児頭模型、潤滑剤)
- 分娩介助モデル用部品(胎児モデル、胎盤モデル、外陰部、潤滑剤)
- 裂傷縫合モデル外陰部(裂傷縫合模型左右各1個)
- 産褥子宮モデル用部品(産褥用表皮、子宮退縮模型4種類、固定台)
特長と実習項目
妊婦腹部触診モデル
- 妊婦36〜40週を想定しています。
- レオポルド触診法による視診、触診、計測診(腹囲、子宮底長)胎児心音の聴診、乳房ケアの訓練ができます。
- 胎児の胎位・胎向を変えることで、胎位・胎向の診断や胎児先進部の固定状態、移動状態の診察ができます。
- 胎児心音は心拍数を80〜180回/分まで調整が可能です。
内診モデル
- 妊娠末期から分娩開始時のビショップスコア(子宮頸管の開大度、展退、硬度、位置)を確認できます。
- 子宮口の開大度が異なる3種類の模型と児頭模型を入れ替えて、児頭の下降度を調整し、内診による分娩進行の診断をすることができます。
- 児頭模型は矢状縫合と小泉門の位置の工夫により、児頭の回旋状態を確認することができます。
分娩介助モデル
- 仰臥位のほか、四つん這い、側臥位、立位などの姿勢をとらせることができ、その姿勢 に応じて胎児モデルを回旋させることにより、各体位による分娩介助の演習が行えます 。(フリースタイル分娩)
- 卵膜裂口部分を3枚に剥離することが可能になり、胎盤の精査や卵膜の欠損の有無が確認できます。
- 軟産道、外性器、会陰の材質を改善したことにより伸展性が良くなり、緊急時の対応として必要な骨盤位の牽出術も訓練可能になりました。
裂傷縫合モデル
- 軟産道裂傷の部位や裂傷レベルを確認して、縫合の準備、裂傷縫合の演習ができます。
- クレンメ装着の演習もできます。
産褥子宮モデル
- 4種類の子宮模型(産褥1日目の正常、異常子宮、産褥3日目、5日目の正常子宮)を入れ替えることにより、腹壁上から触診や計測診を行い、産褥期の子宮復古状態を判断する訓練ができます。
- 乳房ケアの基礎訓練ができます。
乳房モデル
- 乳房や乳頭の触診、乳房の可動性診査、乳頭マッサージなどの、乳房ケアの基礎訓練ができます。
- 乳房全体の感触に柔軟性を持たせ、乳腺房を付加するとともに可動性の触知も行いやすくなりました。
実習項目
妊婦腹部触診

産褥の内診

乳房ケア

フリースタイル分娩


産褥婦の腹部触診

各部品
全身人形

妊婦腹部触診用部品

- 羊膜付胎児 LM-0642 ※1
- 羊膜付胎児用台 2種類(電源アダプター、バッグ付) LM-0643
産褥子宮用部品

- 褥婦表皮(子宮台付) LM-0644
- 子宮退縮模型 4種類 LM-0645 ※3
内診用部品

分娩用部品

- 分娩介助モデル外陰部 LM-0632 ※2
- 胎児モデル LM-0633 ※2
- 胎盤モデル LM-0634 ※2
裂傷縫合用部品

- 裂傷縫合モデル外陰部(左右裂傷縫合模型各1個付) LM-0635 ※2
<交換用>裂傷縫合模型 (左右各5個) LM-0636
※1 従来品の「妊婦腹部触診モデル」と兼用可能
※2 従来品の「助産演習モデル」と兼用可能
※3 従来品の「産褥子宮触診モデル」と兼用可能