創業以来、医療用途の高分子材料の研究を通じて人により添ったものづくりをつづけてきた高研。その歴史の中、様々な分野のお客様とともに、多種多様なソリューションを生み出してきました。今では研究開発と直結した生産体制を築き、その取引先は50か国以上に上ります。これまで築いてきた信頼を元に、さらなる展開を目指していきます。
社長メッセージ
代表取締役社長垂水有三
私たち株式会社高研は、1959年の会社設立以来、医用シリコーンの人工皮膚などの研究開発に始まり、メディカルプラスチック､教育用医療モデル､そしてアテロコラーゲンの化粧､医療への応用と製品分野の裾野とその可能性を広げてまいりました。そして現在、医療機器事業､教育用医療モデル事業､化粧品関係および試薬事業が当社を支える三本柱となっております。
当社は“オリジナリティを大切にし､人の幸福につながるものを提供する”という創業者の精神を受け継ぎながら、経営理念として｢コンプライアンス｣と｢イノベーション｣を掲げています。企業活動のあらゆる領域において、法令その他の社会的規範を遵守するのは当然のこととし、さらに社会の期待に呼応すべく、新しい可能性に敢然と挑戦し、弛まず革新し続けてまいります。
今後も医療、健康、また福祉等その関連分野において、“高研ならでは”の製品、サービス及びテクノロジーを提供し、人々のＱＯＬ（クオリティ・オブ・ライフ）の向上に貢献していきます。
私たち株式会社高研は、受け継がれてきたものを大切にすると同時に､人々のニーズに沿い、それを叶える新しい価値を生み出し、よりグローバルな事業展開を目指して果敢に挑戦していきます。
経営理念体系
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経営理念
法令遵守
顧客の信頼をあらゆる企業活動の原点とし、法令、その他の社会規範を遵守し、高い倫理観を持って、誠実かつ公正で透明性の高い企業活動を遂行します。
革新
可能性に敢然と挑戦し、不断の革新を続け、社会に役立つ製品を通じて、新しい価値創造を実現し、健康・福祉の分野で貢献します。
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経営指針
1.社会との共存共栄
公正で開かれた経営を行い、社会から信頼され、社会と共存共栄できる企業をめざします。
2.健康福祉への貢献
医療、健康に関わる企業活動を基軸に置き、ヒューマンライフの向上に貢献する企業をめざします。
3.高品質製品の提供
独創と誠実をモットーとし、品質の高い製品とサービスを常に提供する企業をめざします。
4.イノベーション
社会及び市場の変化に素早く対応できる活力と柔軟性を持ち、個人の創造力と革新力を結集したチームワークの企業をめざします。
5.人材尊重の経営
公正な評価に基づく人材尊重の経営により、働き甲斐のある、チャレンジ精神旺盛な企業をめざします。
6.健全で着実な発展
効率経営に基づく利益確保に努め、健全で着実な発展をする強い企業をめざします。
7.確実な危機管理
エクセレントカンパニーを構築するために、危機管理を確実に実行する企業をめざします。
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企業行動規範
1.企業の存在価値
高研は、医療、健康の分野において、人をしあわせにする製品、サービス及びテクノロジーを提供する。
2.人命の尊重
高研は、事業活動のすべての段階において、人命尊重のために高い倫理的自覚をもって行動する。
3.社会への貢献
高研は、社会との共存・共栄を図るという観点から、事業活動を通じて、良き企業市民として社会に貢献する。
4.法令ならびに社会的規範の遵守
高研は、その事業活動にあたって法令、その他の社会的規範を遵守し、公明かつ公正に行動する。
また、社会良識に反する行為は行わない。5.ステークホルダーズの尊重
高研は、事業活動の遂行にあたり、株主ならびに顧客、社員などのステークホルダーズ（利害関係者）の立場を尊重する。
6.社員の人格、個性の尊重
高研は、社員の人格と個性を尊重し、ゆとりと豊かさを実現できる環境を整える。
また、安全で働きやすい職場環境を確保する。7.社会との対話
高研は、社会通念上、企業秘密と認められるものを除き、事業活動に関わる、社会にとって有用な情報を正確に開示する。
また、広く社会に眼を開き、企業の行動原理が社会常識から逸脱することのないよう常に注意を払う。
8.環境と安全への配慮
高研は、地球環境への影響を重視し、環境と安全に配慮した企業行動に徹する。
9.適正かつ誠実な取引
高研は、すべての取引先に誠意をもって接すると共に、公正かつ適正な取引条件で、誠実な取引をする。
健全な取引慣行を逸脱する行為、社会通念にもとる行為は行わない。
10.知的財産・情報の管理
高研は、知的財産の重要性を認識し、他者の権利を尊重すると共に、自らの権利を守り防衛する。
また高研が保持している他者の秘密情報を適正に管理する。
会社概要
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株式会社高研
KOKEN CO., LTD.
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1959年10月
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代表取締役社長 垂水 有三
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医療機器、教育用医療モデル、化粧品原料、
研究用試薬の開発および製造販売
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〒112-0004 東京都文京区後楽 1-4-14
営業所
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〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西6-2-6
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〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-3-10
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〒112-0004 東京都文京区後楽 1-4-14
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〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-20-17
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〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島3-23-15
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〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町7-20
生産拠点
子会社
沿革
創業者 秋山太一郎
当社の創業者である秋山太一郎は、日本歯科医学専門学校（現在の日本歯科大学）に学び、東京帝国大学医学部口腔外科教室などで医療用途の材料研究を続けており、より多くの患者を助けるために、また新たな材料研究を得るために高研工業株式会社を設立しました。
秋山はまだ「医用高分子」という用語のない1941年から外科領域での合成樹脂の用途研究や血液樹脂などの研究開発を行っていました。1949年には合成高分子シリコーンを応用した補綴材料の研究開発を行っており、本研究開発が当社の創業のきっかけとなっています。
| 1959年 |
秋山太一郎がメディカル・プラスチックス・センター（MPC）、並びに高研工業株式会社（後に社名称変更）設立。 医用シリコーン生産開始。 |
| 1968年 | 東京都目黒区に日本医用高分子材料研究所（旧 MPC）設立。 |
| 1977年 | 資本金2,500万円に増資。山形県鶴岡市に工場新設。 |
| 1977～79年 |
新技術開発事業団（現 科学技術振興機構）の支援を受け、医育用生体モデルのシリコーン製品を開発。 |
| 1983年 | 資本金4,500万円に増資。 |
| 1986年 |
資本金9,000万円に増資。 東京中小企業投資育成株式会社から投資を受ける。 |
| 1989年 | 大阪営業所開設。 |
| 1991年 | 鶴岡工場新社屋竣工。 |
| 1996年 | 宮田暉夫が代表取締役社長に就任。 |
| 1998年 | ISO9002（1994）／EN46002（1996）認証取得。 |
| 1999年 | 福岡営業所開設。 |
| 2001年 |
研究所を東京都北区に移転。 ISO9001（1994）／EN46001（1996）認証取得。 |
| 2003年 | 資本金1億1,000万円に増資。 |
| 2004年 | ISO9001（2001）／ISO13485（2003）認証取得。 |
| 2007年 | 鶴岡東工場竣工。 |
| 2008年 |
垂水有三が代表取締役社長に就任。 名古屋営業所、仙台営業所開設。 |
| 2009年 | 設立50周年。資本金1億5,000万円に増資。 |
| 2010年 | シリカ高研設立。札幌営業所開設。 |
| 2011年 | 本社並びに東京営業所を文京区後楽へ移転。 |
| 2012年 | 酒田工場（山形県酒田市）竣工。 |
| 2013年 |
コラーゲンハニカム培養担体の再生医療応用に向けたスペック化でものづくり補助事業に採択。 |
| 2014年 |
3Dプリンタを活用したオーダーメイド医療機器の製作でものづくり補助事業に採択。 |
| 2015年 |
マシニングセンタを活用したオーダーメイド医療機器の製作でものづくり補助事業に採択。 |
| 2017年 | 工場の生産能力向上、再編に向けて東工場北側に用地取得。 |
| 2018年 | ISO9001（2015）／ISO13485（2016）認証取得。 |
| 2019年 | 設立60周年。 |
| 2020年 |
工場の機能強化のため南側増改築工事に着工。 化粧品原料関連事業部の再編。 |
| 2021年 |
生産能力と機能の拡張・集中のため、既存工場南側に新棟を増築、独立していた各工場を連結させることにより、鶴岡工場の一体化をはかる。 研究所を山形県鶴岡市へ移転。 |
| 2022年 |
医療機器の生産能力向上のため、工場北側改築工事に着工。 |
業許可証一覧
製造販売業
| 地区 | 事業所の名称 | 許可証／登録証 |
|---|---|---|
| 本社 | 株式会社⾼研 | 第1種医療機器製造販売業 |
| 本社 | 株式会社⾼研 | 化粧品製造販売業 |
| 本社 | 株式会社⾼研 | 医薬部外品製造販売業 |
製造業
| 地区 | 事業所の名称 | 許可証／登録証 |
|---|---|---|
| ⼭形 | 鶴岡⼯場 | 動物⽤医薬品製造業 |
| ⼭形 | 鶴岡⼯場 | 医療機器製造業 |
| ⼭形 | 鶴岡⼯場 | 化粧品製造業 |
| ⼭形 | 酒⽥⼯場 | 化粧品製造業 |
| ⼭形 | 鶴岡⼯場 | 医薬部外品製造業 |
| ⼭形 | 酒⽥⼯場 | 医薬部外品製造業 |
医療機器修理業
| 地区 | 事業所の名称 | 許可証／登録証 |
|---|---|---|
| ⼭形 | 鶴岡⼯場 | 医療機器修理業 |
医療機器販売業・貸与業
| 地区 | 事業所の名称 | 許可証／登録証 |
|---|---|---|
| ⼭形 | 鶴岡⼯場 | ⾼度管理医療機器等販売業・貸与業 |
| 北海道 | 札幌営業所 | ⾼度管理医療機器等販売業・貸与業 |
| 宮城 | 仙台営業所 | ⾼度管理医療機器等販売業・貸与業 |
| 東京 | 東京営業所 | ⾼度管理医療機器等販売業・貸与業 |
| 愛知 | 名古屋営業所 | ⾼度管理医療機器等販売業・貸与業 |
| ⼤阪 | ⼤阪営業所 | ⾼度管理医療機器等販売業・貸与業 |
| 福岡 | 福岡営業所 | ⾼度管理医療機器等販売業・貸与業 |