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第二開発部 / M.K.
2019年新卒入社(高専卒)
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教育用医療モデル製品開発の試作品作製および評価。製品仕様を検討する仕様設計から実生産を見据えた量産化開発段階、上市の準備、製品の発売まで、全ての工程を担当する。顧客ニーズを知る営業とも常にコミュニケーションを取り、ニーズに応える製品づくりの要を担う。
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小さいころから馴染のあった企業で、はたらくことになる
高研は、私の地元ではよく知られた企業なんです。実際、私が通っていた中学校の近くにありましたので、小さいころから馴染がありました。就職活動をはじめ「地元で、興味が持てる仕事内容」を軸に仕事を探したところ、あらためて高研に興味を持ちました。地元の方々からの評判もよく、ワークライフバランスにも配慮されていたので長く働けそうだと思いましたし、何よりも、研究・開発というポジションが入社の決め手になりました。
入社後、製造部での研修を経て、開発部署に所属しています。大学の医学部の先生や営業企画部、海外営業部、製造部、品質管理部などの多くのメンバーと協働し、新製品開発プロジェクトのリーダーとしてはたらいています。
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トライアンドエラーを繰り返す、開発という仕事
基本的に開発プロジェクトは、営業メンバーが収集してきた顧客ニーズを起点として、「試作・量産化・上市手続」というサイクルを1プロジェクトとして進めていくことになります。1プロジェクトにかかる期間が大体2~3年。私がはじめて参加したプロジェクトも、世に製品が出るまで2年かかりました。その期間、あらゆるトライアンドエラーを繰り返していくんです。考えて、動いて、改善案を検討して。主体性も求められますが、一人だけで突っ走るのではなく、経験豊富な周囲のメンバーのサポートも適宜得ながら、冷静に進退を見極める必要があります。一生懸命頑張りましたけど、成果が出せませんでした、では仕事とは言えませんから。
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「医療を支える人を、支える」人になる
この仕事の面白い所は、1つのアイデアを元に課題を乗り越える体験を経験できることです。1つ目のプロジェクトに参加したときも、新人ながらに次々とアイデアを求められました。何度もトライアンドエラーを繰り返し、納得できる方法が見つかったときには大きな達成感が得られます。そのため、仕事以外でも考える習慣がつきましたね。趣味のバレーボールをしながらアイデアを思いつくこともあり、そんなときには忘れないようにすぐにスマホにメモするようにしています。
「医療を支える人を、支える」。私の好きな言葉です。社会の中では目立たないかもしれませんが、大切な役割を担っているんだと自覚しながら、より周りに頼られるリーダーを目指していきたいと思います。