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第一製造部 / M.K.
2020年新卒入社(高校卒)
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医療機器の主力製品である気管切開カニューレの加工業務を担当。部署内で製造している多様な製造工程を一通りマスターすることが当面の目標。医療機器づくりには、ISOや薬機法に定められた手順があり、丁寧で正確なものづくり意識が求められている。
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事務職希望から、得意だったものづくりが活きる製造職へ
幼いころから、祖父の影響で工具を触ったり針金ミニチュアをつくったりして、先生からも「ものづくりに向いている」と言われていました。当社は鶴岡に工場がある医療機器メーカーとして興味を持ったのですが、見学の際にお話してくださった先輩方が皆明るく楽しそうな雰囲気だったということもあり、入社を決めました。
学校で簿記などの事務系資格を取得していたのもあり、当初は事務職を希望していたのですが、最終的に製造としてはたらき始めることになりました。はじめは不安もありましたが、ものづくりへの興味が活かせそうだな、と気持ちを切り替えられましたね。また、見学の際に「失敗してもそれを糧に頑張る」という姿勢を聞けたことが、今も仕事の安心感につながっています。
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成長を実感しつつ、周りの方々からも認めてもらえる日々
今扱っているのは高研式気管カニューレという製品です。フランジと呼ばれる部位をつくり、パイプと溶着する工程を担当しています。入社してから様々な製造工程を経験してきましたが、丁寧な作業を心がけることはもちろん、良品/不良品を瞬時に判断する目を養うことも大切だと感じています。マニュアルだけでなく、ある程度感覚的な判断も求められるので、気になることがあればその都度先輩に聞くようにしています。
やりがいを感じるのは、周りの方々に褒めていただいた時です。社内の他部署の方から「評判いいぞ」「ありがとう」と感謝されるのは嬉しいですね。また、社外の人に高研ではたらいているというと「すごい」と言ってもらえることもモチベーションにつながっています。
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メンバーのことを考え、よりよい製造チームを目指す
職場のメンバーはみんな仲がいいですね。休み時間には和気あいあいとお話ししていますし、仕事で問題があったときにはすぐに助け合える関係性を築けていると思います。部署のためにも、作業を一通り覚えて自立したいと考えているんです。私がすべての工程を担当できるようになれば、部署全体の効率向上にも、不具合が発生するリスクの低減にもつながりますから。
仕事をするとき、上司から教わった「次工程はお客様」という心構えをよく思い出すようにしています。自分の仕事が多くの方の仕事のしやすさにつながっている。その意識を持ちながら、「次工程に不具合品を出さない」「作業場を綺麗に片づける」ことなど、基本的なことをいつも大切にしていたいと思います。